2022年の7月から北海道へ移住してきました。
7月から10月にかけては、訓子府町というところで大規模農業を経験しました。
その後、11月以降は十勝の某パン屋さんで働いています。
そこで感じたことや学んだこと、移住のことを書いていこうと思います。
移住を検討されている方、別の人生を考えている方の参考になったら嬉しいです。
訓子府町での大規模農業、移住までの思い
どうして訓子府町で農業をやろうとしたのか
まず、私の価値観についてお話しします。
簡単に言うと、
田舎に住みたい×北海道×農業×パンが大好き
というのが、私の価値観です。
私は高校生から田舎に住みたいという思いがありました。
理由は特になく、ただそう感じていただけです。
それに関連して、地産地消や農業に興味を持っていました。
本当は農学部に行きたかった…
しかし、夢は叶わず、普通大の理工学部に入学。
入学してからはパン屋のアルバイトをはじめました。
それが私のパン好きのキッカケです。
その間も農業への思いが残っており、北海道に短期の農業バイトに行きました。
どうせ行くなら、小麦畑を見たいなと思って探していました。
見つけた農家さんが訓子府の農家さん!
初めは読み方も知らない、どんな田舎なんだと不安もありました。
が、この時は不思議と行動力がありましたね。
そこでの経験が今の私の人生を変えたんだなと思うと感慨深い…😌
どうして移住しようと思ったのか
大学時代の農業バイト。
その後は普通に企業に就職したのですが、ある日農業バイトのことを思い出したんです。
何年か勤めて、「ああ、私の人生このまま微妙な感じで終わってくのかな」、
「大好きなパンに関わる仕事がしたいな」って悩みが出てきていた頃です。
そこで、大学時代お世話になった農家さんにお願いして、1年のうちの夏の間だけ雇ってもらうことにしました。
初めてど田舎に移住して、不安はなかったか
もちろん不安はありました。
不安は2種類ありました。
1つは、長く勤めるはずだった会社を辞めてしまっていいのか。
お金の心配もありました。
2つは、今まで住んだことのない地域で1人でやっていけるのか。
実際に住んでみた感想は後日書きますので、またみてみてください😊
どちらかというと、1つ目の不安の方が大きかったような気がします。
ただ、お金の心配というのはどんだけ貯金を貯めても無くならないと思いました。
私は1年暮らせる分の貯金はあったので、今不安になってもしょうがないなと思うようにしました。
長く勤めるはずだった会社をやめる不安については、これからは人生100年時代、転職の時代と思うことで解決しました。
あとは、「農業→パン屋に勤める」という流れは、私の中では一貫していたからです。
とっ散らかって色々な職業に手を出すわけではなく、
農業バイト、パン屋のバイト、新卒の会社、農業、パン屋というのは、私の人生では関連しているという自信がありました。
結局は、人にどう説明できるかだと思うんです。
転職を何回もする働き方も、長く勤める働き方もメリットとデメリットがあるけれど、
得たものをどのような見方で説明するかで、人からの印象も変わってくると思います。
長くなってしまいましたが、
なんだかんだ半年ほどで準備して、えいやっと移住しちゃいました。
余談です。
実際、その不安をなくすために読んだ本がこちらです。
「人生は20代で決まる(メグ・ジェイ)」
悩んだ時に本に頼るのも良いですね。
「ライフシフト(アンドリュー・スコット/リンダ・グラットン)」
これは途中までしか読んでいないのですが、父の考えが変わった本です。
「1.移住までの思い編」は以上です。
次は実際に「2.移住して感じたこと編」を書きたいと思います!